党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議

【新華社北京11月16日】中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議で採択された「党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議」の全文は以下の通り。

序言

中国共産党は1921年の創立以来、終始一貫して中国人民の幸福の追求、中華民族の復興の追求を自らの初心使命とし、終始一貫して共産主義の理想と社会主義の信念を堅持し、全国各民族人民を団結させ率いて民族の独立と人民の解放をかち取り、国家の富強と人民の幸福を実現するためにたゆまず奮闘し、百年にわたる輝かしい道を歩んできた。

この百年の間、党は人民を指導して不撓不屈の精神で血みどろの奮戦を繰り広げ、新民主主義革命の偉大な成果を収め、自力更生して富強化に努め、社会主義革命と社会主義建設の偉大な成果を収めた。また、思想を解放し鋭意邁進し、改革開放と社会主義現代化建設の偉大な成果を収め、自信をもって奮励し、正道と革新を重んじ、新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な成果を収めた。党と人民の百年にわたる奮闘は、数千年に及ぶ中華民族史上の最も壮大な叙事詩を書き綴った。

党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験を総括することは、建党百周年という歴史的条件の下、社会主義現代化国家の全面的建設の新たな征途につき、新時代に中国の特色ある社会主義を堅持し発展させるために必要なことであり、政治意識大局意識核心意識一致意識(「四つの意識」)を強化し、道理論制度文化への自信(「四つの自信」)を固め、習近平同志の党中央全党の核心としての地位を断固として擁護し、党中央の権威と集中的統一的指導を断固として擁護し(「二つの擁護」)、全党が足並みをそろえて前へ進むために必要なことである。そして、党の自己革命を推進し、全党の闘争能力とリスクや課題への対応能力を高め、党の生命力と活力を永遠に保ち、全国各民族人民を団結させ率いて中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に向けて奮闘を続けていくために必要なことである。全党は唯物史観と正しい党史観を堅持し、党の百年にわたる奮闘から、これまでわれわれが成功できた理由を見つけ出し、今後われわれが成功し続ける方途を明らかにすることにより、いっそう確固たる決意と自覚をもって初心を貫き使命を全うし、新時代の中国の特色ある社会主義をよりよく堅持し発展させていく必要がある。

1945年の党の6期7中全会で採択された「若干の歴史問題に関する決議」および1981年の党の11期6中全会で採択された「建国以来の党の若干の歴史問題に関する決議」は、党の歴史上の重大な出来事と重要な経験教訓を実事求是の態度で総括したものである。これらの「決議」は重大な歴史的瀬戸際に全党の思想と行動を統一し、党と人民の事業を推進する上で重要な指導的役割を果たして、その基本的論述と結論はいまなお通用するものである。

 

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