習近平総書記 「中国ラオス運命共同体の建設を推進」

 

 

習近平中共中央総書記(国家主席)は30日、ラオスのブンニャンウォーラチット人民革命党書記長(国家主席)と北京で会談し、中国ラオス運命共同体建設の新たな成果を後押しし、両国及び両国民により良く幸福をもたらす必要性で一致した。新華社が伝えた。

習総書記は「中国ラオス関係が新たな発展段階に入るに伴い、双方は運命共同体の共通認識を固めた上で、運命共同体の建設に焦点を合わせ、その理念から行動への転化、ビジョンから現実への転換を推し進め、中国ラオス運命共同体が地に根を張り、花を咲かせ実を結ぶようにするべきだ」と指摘。以下の必要性を挙げた。

1)戦略的意思疎通を強化し、運命共同体の政治的基礎を固める。中国とラオスは包括的、多層的、制度的対話交流を行い、相互信頼の水準を高め続ける。

2)実務協力を深化し、運命共同体の利益の結びつきを強化する。双方は「一帯一路」の枠組で大型事業協力の推進に力を入れ、民生貧困者支援協力を強化し、上下連動し、中国ラオス協力の新構造を形成する。

3)安全保障協力を強化し、運命共同体の安全保障上の防御線を堅固に築く。国連、東アジア協力、瀾滄江―メコン川協力など多国間の枠組で調整協調を強化し、両国共通の利益を効果的に守る。

4)人的文化的交流を活発化し、運命共同体を支える民意の基礎を固める。民間往来と人的文化的交流を通じて、運命共同体意識が民間に真に根を張るようにする。

5)環境保護を重視し、運命共同体の持続的発展を推進する。生態環境保護について交流と相互参考を強化し、エコ共同体構築の新たな道を模索する。

ブンニャンウォーラチット書記長は「中国ラオス関係に対する両党関係の政治的リーダーシップを一層発揮し、両党上層部の定期会談を継続し、党建設の強化、国家統治のノウハウ交流と政府各レベルの実務協力を強化し、『一帯一路』の枠組での大型事業協力の推進を加速し、国際地域問題での協調を緊密化し、ラオス中国運命共同体を共にしっかりと建設し、両国及び地域の人々に幸福をもたらしたい」と表明した。

 

 

「人民網日本語版」 2018531

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