第2回:ロンドンサミット

場所:イギリスロンドン

期間:200942-3

背景:中国、EU、ロシアなどが米ドルを主導とする国際貨幣システムの改革、米ドルの支配からの脱却を次々と呼びかけた。

成果:G20IMF、世界銀行などに総額1兆ドルの資金を提供し、IMFSDR(特別引き出し権)規模は2500億ドルと大幅に増加、貧困国家の財政圧力が緩和した。このほか、G20はタックスヘイブンの取り締まり、反保護貿易主義、銀行家の給与制限、経済刺激策などについて共同認識に達した。

1)成長と雇用の回復

世界的な需要と雇用の回復に向け、引き続き各国が、最大限の財政金融上の措置をとっていくことの重要性につき確認。

2 金融監督及び規制の強化

金融当局による規制監督をヘッジファンド等を含むシステム上重要なすべての金融機関商品市場に拡大。規制監督及び登録を格付会社に拡大。タックスヘイブンを含む非協力的な国地域に対する措置を実施。

3 保護主義への対抗

「新たな保護主義的な行動をとらない」とのワシントンサミットの誓約を堅持し、2010年末まで延長する旨合意。

 

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