中国は国家公園制度を導入 第一陣に23万平方㎞保護

「国家公園」制度が中国で正式に導入されました。12日、雲南省昆明市で開かれた国連「生物多様性条約」第15回締約国会議(COP15)の首脳サミットで、習近平国家主席が第一陣に指定された5つの国家公園のリストを公表しました。

 

四川、陝西、甘粛の三省をまたぐジャイアントパンダ国家公園

 

この5つの公園とは、青海省南部の三江源国家公園、福建省の武夷山国家公園、四川、陝西、甘粛の三省をまたぐジャイアントパンダ国家公園、黒竜江省と吉林省を跨ぐ東北虎(アムールトラ)東北ヒョウ国家公園、海南熱帯雨林国家公園の5地点です。保護地域は合わせて23万平方キロメートルに上り、国の重点保護野生動植物種の約3割が生息しているということです。

また、正式導入に先立ち、中国は2015年から、12省の10地点で国家公園の試験的運用を行い、「国家公園設立規範」を整備しました。

CRI日本語版より 20211014日)

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