26日に開幕した2019中日文化観光交流会in大連で、中日のゲストは、主催側の代表である人民中国雑誌社の陳文戈社長の司会の下、「新時代の中日地方都市の文化観光交流・協力の推進」というテーマを巡り、討議を行い、経験を共有した。

中国観光研究院の戴斌院長は講演の中で、習近平主席がアジア文明対話大会で提起したアジア観光促進計画を実現するための三つの提案を行った。一つ目は個人旅行客や文化レジャー目的の観光客に向けたアジア版の「共通ビザ」を検討すること、二つ目は文化と観光が一体となった満喫型旅行を普及させること、三つ目は観光市場の主体の役割をより十分に発揮し、若者が観光業に参加するように取り組むことだ。
日本からのゲストは今回の機会を生かして、それぞれの地元と中国とのつながりおよび地元の特色を紹介した。中でも岩手県の達増拓也知事は、中国人にも親しまれている岩手県の名曲『北国の春』を会場で歌い、満場の拍手を受けた。
ゲストの講演を通して、来場者は中日の地方都市の風景を知り、中日文化観光交流の現状と課題を理解し、将来にわたって協力を展開していく無限の可能性に気付いた。
人民中国インターネット版