
国家速滑館
イベント/競技:スピードスケート
北京オリンピックグリーン(2008年夏季オリンピックのために建設されたオリンピックパークの名称)に造られた国家速滑館は、冬季オリンピック向けに同パーク内に唯一新設された会場。この施設は、2008年夏季オリンピックで、フィールドホッケー競技に使用されたオリンピック・グリーン・ホッケー・フィールドと、アーチェリー競技に使用されたオリンピック・グリーン・アーチェリー・フィールドの跡地に建設された。
“アイスリボン” というニックネームが名付けられた国家速滑館は、2022年の北京大会でスピードスケート競技の会場となる。

首都体育館
イベント/競技:ショートトラック、フィギュアスケート
2008年夏季オリンピックでバレーボールの会場と使用され、2022年冬季オリンピックではフィギュアスケートとショートトラックの競技が行われる首都体育館。
1968年に建設されたこのアリーナでは、1971年にピンポン外交の一環として行われた中国とアメリカの卓球の試合や、2004年に中国で初めて開催されたNBAの試合など、重要なスポーツイベントがいくつも行われてきた。

ビッグエア首鋼
イベント/競技:フリースタイルスキー・ビッグエア、スノーボード・ビッグエア
北京2022で最もユニークな会場が、このビッグエア首鋼で、4基の工業用冷却塔を背景に、かつての製鉄所の跡地に建設された。
ビッグエアの常設会場としては世界初であり、2022大会ではフリースタイルスキーとスノーボードのビッグエア競技が行われる。冬季オリンピック後は、様々なスポーツ競技や選手のトレーニングのほか、文化的なイベントや市民イベントにも利用される予定。
北京冬季オリンピック選手村
北京ゾーンの選手村は、主に北京2022の氷上競技に出場する選手が滞在する。村内の施設には、冬季オリンピックに参加する選手や関係者のための2300ものベッドが設置される。
冬季オリンピックとパラリンピック終了後には、健康と英知をテーマにした選手村は、公共住宅として賃貸される予定。