4日に開幕した北京冬季オリンピックのマスコットキャラクター、「ビンドゥンドゥン(氷墩墩)」の関連グッズが人気爆発し、売り切れが報じられた都市は少なくありません。市場のニーズに応えるため、関連グッズを生産する企業は全力で生産を急いでいます。

「ビンドゥンドゥン(氷墩墩)」と「シュエロンロン(雪容融)」の関連グッズ

「ビンドゥンドゥン(氷墩墩)」の生産を急ぐ従業員たち
北京にある2022年北京冬季オリンピックライセンス商品メイン販売店はライセンス商品販売店の中で、最も広く、商品の種類も最も多い店です。春節の大型連休期間中、メイン販売店の前にはいつも長い行列ができていて、数百メートルに達したこともありました。ぬいぐるみだけでなく、「ビンドゥンドゥン」の記念バッジやフィギュア、ストラップなども大人気。また、ネット販売のプラットフォームでは、発売直後に即時完売することもしばしばありました。
中国東部の江蘇省南通市にあるおもちゃの生産企業の責任者の紹介によりますと、春節前に追加の注文を受け、従業員らは残業して「ビンドゥンドゥン」と冬季パラリンピックのマスコット「シュエロンロン(雪容融)」の関連グッズ約5万セットを生産したということです。責任者は「これほどの人気になるとは思いもよらなかった」と話しており、同企業は最大限に市場のニーズに応えるため、8日から全力で生産を急ぐ予定です。(藍、浅野)