厳しく力強い感染対策、北京冬季五輪で感染拡大の恐れはなし=WHO

 世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は、現地時間6日に行われたWHOの定例会見で、「中国側の厳しく力強い感染対策により、WHOは北京冬季五輪・パラリンピックの開催期間中に感染拡大のリスクはないと評価・判断している」と述べた。ライアン氏の発言内容は下記の通り。

 WHOは北京冬季五輪組織委員会及び国際オリンピック委員会と緊密に連携し、安全な開催に向け技術的な提案を行っている。中国は厳しい感染対策を講じ、選手らに向け「北京2022年冬季五輪・パラリンピック防疫マニュアル」を発表した。WHOはその評価を続ける。

 中国でこのほど新型コロナウイルスの感染が発生していることに注意しているが、中国政府は力強い感染対策を講じている。WHOは本件についてさらに注目する。現状を見る限り、北京冬季五輪組織委員会が厳しい感染対策を講じていることから、WHOは北京冬季五輪の開催において特定のリスクが増加することはないと評価している。WHOは引き続き注意深く追跡し、北京冬季五輪の開催期間中の最新の感染対策を評価する。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月7日

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