李瑞宇・在イタリア中国大使(撮影:宋承傑)
イタリアのマッタレッラ大統領の招きに応じ、習近平国家主席は21日からイタリアを公式訪問します。これについて、李瑞宇・在イタリア中国大使は「習近平主席の訪問は中国とイタリアの関係発展をリードし、両国の伝統ある友好と実務的協力の新たなページを開くものになる」と述べました。
中国とイタリアは今年、全面的戦略パートナーシップ締結15周年、来年は国交樹立50周年を迎えます。李大使は「この重要な節目に、習主席が今年初となる欧州歴訪の最初の訪問先をイタリアにしたことは、習主席と中国側が中国とイタリアの関係増進を重視していることを表している」との見方を示しました。
また、李大使は「習主席が『一帯一路』構想を打ち出してから、イタリア側は積極的に反応している。イタリア政府は『一帯一路』を中国との重要な協力機会とみなし、積極的に推し進めている。イタリアの地方や企業も中国側と積極的にコミュニケーションしており、多くの港湾都市が『一帯一路』枠組み内のインフラ整備と物流貿易協力へ参加することをますます重視している」と説明しました。
李大使によりますと、習主席はイタリアの指導者と複数回の会談を行い、両国関係の発展や計画、目標について深く意見を交わす予定です。また、イタリアの指導者と共に一連の協力文書の調印式に立ち会い、両国の文化協力メカニズムにおける第2回全体大会を開催するということです。(CRIより)