G20サミットで中国は気候変動関連の議論にどう参加するか

 

近く開催されるG20サミットでは気候変動について議論される。今回のサミットで中国側が気候変動関連の議論にどう参加し、どのような案を示すのかについて、中国の解振華気候変動問題特別代表が26日説明した。中国新聞網が伝えた。

解氏は「国際社会体制における気候変動に関する主要チャンネルは気候変動条約体制だ。カトヴィツェでの国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)開催前に、G20サミットが開かれる。G20参加国は経済大国であり、気候変動分野で重要な国でもある。中国側はこの会議が強い政治的メッセージを発して、こうした経済大国がいずれもパリ協定と『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の実行に引き続き努力するようにすることを希望する。これはCOP24に対して大きな推進作用を持つ」と指摘。

「アルゼンチンは気候変動分野で積極的だし、会議に参加するこうした経済大国の圧倒的多数の首脳も気候変動の取り組みを重視している。今回のサミットで、気候変動問題について各国がいくつかの取り組みを行うことを信じているし、強い政治的メッセージを発し、年末のCOP24の成功を後押しすべきでもある」とした。

 

「人民網日本語版」20181127

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