中国の世帯資産額の増加スピードが世界2位に

2018-05-10 12:18:46

 

                               

クレディスイスリサーチインスティテュートが15日に発表した「グローバルウェルスレポート」2017年度版によると、2017年の過去12ヶ月で世界総資産額は6.4%上昇し、2012年以降最大の増加幅となった。そのうち、米国の世帯資産額は10.1%増で増加スピードは世界トップとなっており、中国は6.3%増で2位だった。環球時報が伝えた。

ロイター社の15日付報道によると、同報告では、米国の世帯資産額は85千億ドル(約9605千億円)増加し、より強力な金融資産の増加影響を受けた。中国の世帯資産額は17千億ドル(約1921千億円)増加し、29兆ドル(約3277兆円)となった。世界の億万長者の数は3600万人に達し、そのうち、米国の億万長者は1500万人で世界トップ。中国の億万長者は200万人で、その総資産額は98千億ドル(約11074千億円)となっている。

ロイター社によると、世界の人口の1%の富裕層が所有する総資産額は世界全体の50.1%を占め、初めて50%を上回った。2008年の金融危機のピーク時には、同割合は42.5%だった。同報告によると、2022年、世界の中産階級の人口は23千万人増加し、12億人を上回り、そのうち、中国人が占める割合は40%に達するとされている。(編集YK

 

「人民網日本語版」20171116

 

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