李克強総理「さらに高水準の対外開放で改革をけん引」

 

 

 李克強総理(中共中央政治局常務委員)は21日、対外開放の一層の拡大について商務部(商務省)と税関総署を視察し、座談会を開いた。新華社が伝えた。

 李総理は対外開放の推進に向けた商務及び税関機関幹部・職員たちの効果的な働きを十分に認めた上で、「過去40年間、開放は力強く改革をけん引し、発展を促進してきた。新たな歴史的な時期において、われわれにとって開放の一層の拡大は必然的な戦略的選択となる。各改革を深化させ、市場の活力を刺激し、発展環境の最適化と質の高い発展を後押しすることは、いずれもさらに高い水準の開放によってけん引していかなければならない。習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想をその指導として、われわれの開放が直面する国際環境の新たな変化を深く認識・把握し、党中央・国務院の方針に従い、経済法則を尊重し、開放を一層拡大する構造・戦略・措置を統合的に計画し、チャンスを捉え、試練に果敢に立ち向かい、自発的開放によって発展の高度化を促進しなければならない」と述べた。

 また、「多国間貿易体制を断固として守り、より多くの国々がわれわれと共に貿易の自由化及び投資の円滑化を高める後押しを行い、リスクを効果的に防止・解消し、相互開放と良質な競争の中でウィンウィンの発展を実現する必要がある」と指摘した。(編集NA)

 

 

「人民網日本語版」2018年5月23日

 

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