改革開放、中国と世界の互恵・ウィンウィンの発展局面を作り出す

 

2018従都国際フォーラム」がこのほど、広州市で開催された。テーマは「改革開放と協力ウィンウィン」。海外の元政府高官、国際機関の責任者、内外の専門家学者、経済界のリーダーら200人以上が出席した。

改革開放は40年に渡り、中国に深い変化をもたらした。1978年から2017年の間に、中国人の可処分所得は22.8倍になり、就業者数が倍増し、都市部農村部で義務教育が全面的に実現され、適用対象者が世界最多の社会保障制度が基本的に構築された。中国人の充足感幸福感安心感が大幅に高まった。比較可能な価格で計算すると、中国の国内総生産(GDP)の年平均成長率は約9.5%となった。ドル建てで計算すると、中国の対外貿易額の年平均成長率は14.5%に達した。中国人の生活は不足から充足に、貧困から小康に移り変わった。国連の現行の基準に基づくと、7億人以上の貧困人口が脱貧困を実現し、同期の世界貧困削減数の7割以上を占めた。

中国は40年に渡り、世界と協力しウィンウィンを実現してきた。中国は技術資金導入者の立場から対外投資者の立場に移り変わった。世界貿易機関(WTO)に加入し、「一帯一路」の共同建設を提案した。輸出中心から輸入内需拡大に転じた。長年に渡り世界経済成長への貢献率が30%を上回っており、世界経済成長の主な安定装置動力源になり、人類の平和と発展という崇高なる事業を促進した。今日の中国はすでに世界と深く、緊密に融合している。中国の発展と世界の発展は互いにチャンス条件であり、促進し合っている。中国の改革開放は自国の繁栄と発展の実現のため条件を創出し、かつ世界の経済発展と人類運命共同体の建設に貢献している。

未来を見据え、中国の改革開放が歩みを止めることはない。中国は先ほど第1回国際輸入博覧会の開催に成功し、国際社会から広く称賛された。中国は今後毎年、国際輸入博覧会を開催する。中国は市場化改革の深化、財産権と知的財産権の保護、公平な競争の奨励、能動的な輸入拡大を続ける。中国は自らの道を確固たる足取りで歩み続け、自国の事にしっかり取り組む。引き続き誠意ある態度と開放的な胸襟で、各国と相互学習参照し、協力を掘り下げる。常に世界平和の建設者、世界発展の貢献者、国際秩序の保護者となる。世界の発展も中国の知恵とプランをいっそう必要とする。

何事も過ぎ去れば序章が訪れる。新時代の中国は新たな旅路において、世界各国と共に自由で開放的で包括的で秩序ある国際経済の大環境を構築し、人類運命共同体の建設を推進し、世界に向け新たな貢献を成し遂げる。(筆者石建勲 同済大学財経研究所所長、教授)

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 20181212

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