2018年ボアオ・アジアフォーラム、キーワードは「改革、開放、イノベーション」

 

博鰲(ボアオ)アジアフォーラム2018年年次総会が48日から11日まで、中国の海南省博鰲で開催される。改革、開放、創新(イノベーション)や「一帯一路」などがメインテーマとなる。

ボアオアジアフォーラム秘書長の周文重氏は先ごろ、北京で開かれた記者会見で、今回の年次総会が「グローバル化と‘一帯一路’」、「開放のアジア」、「イノベーション」、「改革による再出発」の4つのセクターに分かれ、60回余りのディスカッションが組まれていると紹介した。

「グローバル化と‘一帯一路’」では、2017年年次総会時のテーマが引き継がれ、「グローバル化の後半」、「海外投資」、「21世紀海上シルクロード島嶼経済」などのサブテーマが設けられる。

「開放のアジア」では、「アジア経済一体化のアクセル」、「アジア地域協力組織円卓会」、「新興経済体」などのテーマ活動が予定され、多国間活動も行われる。

「イノベーション」では、「未来の交通」、「未来の生産」、「未来の通信」、「ブロックチェーン」、「ニューリテール」などのサブテーマが設けられる。

2018年は、中国改革開放40周年に当たる。周文重氏は、今回の年次総会で「改革開放40周年」をテーマとするサブフォーラムが2回開かれるほか、「資本市場改革」、「通貨政策の正常化」、「減税」、「農村振興」、「都市群」などもサブテーマになることを明らかにした。

また、今回の年次総会では、粤港澳(澳門、香港、広東)大湾区や雄安新区、生態文明の建設などのトピックスについてもディスカッションが行われる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」201842

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