合肥市の有名な古い町並み三河古鎮には、水豆腐や米餃子など、ここでしか味わえない伝統的な食べ物がずらりと並んでいる。その中の一つが、水飴。水飴は現地の子供たちが一番よく食べるお菓子で、昔から今日まで変わらず愛され続けている。
水飴は、竹串に刺して練りながら食べるものと、一口サイズに加工されたものがある。子供が飴を手に持ってねりねりしている風景には昔ながらの情緒があり、かわいい。
そして、飴職人による加工の工程も実におもしろい。麦芽を発酵させて作った茶色の水飴は、空気を含ませることで白くなる。職人は水飴を冷ましてから金属の棒に引っ掛け、40分ほど伸ばして白さとつやを出す。途中で切れないよう均一の太さに伸ばすのは、至難の業だ。