安徽省合肥市肥西県では７月６日、2019年中国・肥西第２回ハス祭りおよび第４回山南鎮長荘村避暑ハス鑑賞会が開幕して以来、毎日観光客や写真愛好家が後を絶たない。

近年、肥西県は県内に美しいハスの回廊をつくり上げ、ハス祭りなど一連のイベントを通じ、同県のハスの景勝地と周辺の観光スポットを新たな観光名所に育て上げた。

ハス回廊は、三河国際ハス博覧園をスタート地点とし、山南鎮長荘太空ハス基地まで続く。全長は４００キロ近くにわたり、その間には魚豊山荘、舒王墩漢墓、小井長荘など多くの観光スポットが集まっている。観光客はドライブでも徒歩でも楽しめる上、ご当地の名産品を味わい、民宿に泊まることもできる。

このほか、ハス産業も同地の経済発展における注目すべき点の一つだ。例えば豊楽鎮では、同鎮の豊かな水資源を生かし、環境に優しく、水質を浄化できるハス栽培の産業発展に力を入れており、20キロ余りのハス回廊が築かれている。それと同時に、ハス・レンコンの加工などによる、生産、販売、加工、観光レジャーを一体化する農業産業発展の新しいモデルを形成した。ハス産業の発展は、同地域のザリガニの養殖、羽毛産業の発展もけん引している。各産業の相互連携によって、肥西県の振興はより力強く推し進められている。（写真＝劉玉才、陳欣然、許夢宇／徽鏡映像工作室）

人民中国インターネット版　2019年7月11日