11月23日午前、1億8000万を投資した肥東県博物館が正式にオープンした。

この博物館は４階建てで、総建築面積は１万平方メートル近い。現在、博物館の収蔵品は2000点余りで、中には国家一級文化財が６点あって、全国で三番目の高さを持つ玉琮などの貴重な文化財も含まれる。

この博物館は、ロビー、計画模型、歴史人文展、革命過程展、明清宗祠展、無形文化遺産展、臨時展示ホール、インタラクティブホールなどのいくつかの部分に分かれている。館内所蔵の文化財は2000点余りで、陶磁器・青銅器・貨幣・古書・書画・金銀器・玉器・石刻・レンガ彫刻・木彫・象牙彫刻・その他十数種類にわたる。陶磁器類と青銅器類を主とし、時代は新石器時代から近・現代までで、中でも漢・宋・清代のものが多い。展示品には国家一級文化財が６点、二級文化財が８点、三級文化財が280点ある。

「ここには国家一級文化財である新石器時代の玉琮があります。高さ計40㌢で、全国で現在出土している玉琮の中でも三番目の高さをもつものです」と肥東県博物館の彭余江副館長は紹介する。さらに国家一級文化財の影青釉点褐彩如意形枕、長沙窯海棠形耳環、景雲二年の弥勒仏像などがあり、李鴻章の墓で発見された「鎮館の宝」とされる三枚の金貨など、みなとても貴重で、歴史的価値がとても高いものである。

この他、肥東博物館では、ＡＲ体感インタラクティブ、歴史タイムトンネルなどで昔の人の姿を見ることができ、さらには、本物そっくりシリコーン人形とのコミュニケーション、３Ｄシネマによる不思議体験も可能だ。（記者・趙傑）

人民中国インターネット版　2019年11月26日