安徽省合肥市肥西県 一連の政策措置で青年の革新と起業の活力を喚起

  安徽省合肥市肥西県聚星粮駅1953園区に足を踏み入れると、歴史的な趣と現代的な風情が融合した建築物の数々が視界に入ってくる。同園区は現地の古い食糧センターをリノベーションし、三聯書店、鹿鳴劇場、星空キャンブ場、種子博物館など数多くの業態が一体となった民宿エリアに生まれ変わっている。 

 「プロジェクトが始まって以降、現地政府はPRや広報、イベントの開催を支援し、安徽紫蓬山民宿学校も設立しました。また、学校と企業の協力を通じ、数多くの「90後」(1990年代生まれ)や「00後」(2000年代生まれ)の民宿業に携わる人材を呼び寄せました。優れた人材環境により、ここに留まり成功をつかむ私の自信は揺るぎないものとなりました」と園区の責任者である王宇嬋さんは語る。 

 3年前、高給の仕事を辞めた王さんは、肥西県における民宿産業の力強い発展、紫蓬山民宿ブランドの確立、地域全体の観光業の発展と農村振興の促進というチャンスをとらえ、聚星粮駅1953プロジェクトの責任者となった。王さんの説明によると、20235月の開業以来、同園区が受け入れた観光客は累計で延べ10万人前後に上るという。 

 近年、肥西県は新時代における人材強県戦略の実施を加速させ、政策の制定や資金面での支援、人材の誘致と育成、人材サービスなどで一連の改革と革新を推し進め、目標達成のために複数の措置を続々と打ち出した。それ以降、数多くの青年人材が肥西県にしっかりと根差し、肥西県の発展に取り組んでいる。 

 「今年以降、肥西県には前年同期比で130%増となる11000人の大卒生が集まり、ますます多くの青年人材が肥西県における盛んな革新と起業で中心的な役割を果たし、主役を演じています」と中国共産党肥西県委員会人材活動局のスタッフは説明する。 

聚星粮駅1953園区 

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