輸入博覧会は各分野に恩恵を与えるウインウイン的選択

 

 

今回の輸入博覧会には先端技術を「お披露目」しにやって来る先進国の企業も少なくなく、国別で見ると日本から出展する企業が最多で、規模も最大だ。輸入博覧会は中国企業が海外に対する理解をさらに深め、世界の先端技術とレベルを理解するためのプラットフォームを設立し、外国企業の商品が中国市場に進出する好機をつくったということが分かる。

今回の輸入博覧会のテーマである「新時代、未来の共有」は、中国が互恵発展の新型国際公共プラットフォームを打ち立て、世界に「新時代」の中国の発展の成果を共有させる決心を明らかにしている。

中国は過去の「世界の工場」からすでに「世界のスーパー」へと変わり、中国の消費者の大きな購買力はグローバル経済の発展を助ける重要な要素となった。特に、中国の消費のグレードアップに伴い、膨大な数の中間所得層によるハイエンドの商品やサービスに対する輸入のニーズはさらに拡大した。

このような背景の中、より進んだ輸入拡大によって各国は中国市場という「大きなケーキ」をシェアするさらに多くの機会を得ることができる。このことは世界貿易の繁栄および世界経済のバランスの再調整に対して重要な意味を持つ。(中国社会科学院世界経済・政治研究所研究員 倪月菊=文)(百万荘時事通信社)

 

人民中国インターネット版 2018年11月5日

 

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