11月6日、日本貿易振興機構（JETRO）が主催する日中「匠の心×イノベーション」協力フォーラムおよび第1回輸入博覧会日本企業集団出展開幕式が上海で開かれた。フォーラムは、今回の輸入博覧会に出展する中日の企業が交流を深める機会と場を設けることを目的とし、中日の出展者合計300人以上がこのイベントに参加した。

磯崎仁彦経済産業副大臣	駐日本中国大使館の宋耀明公使	JETROの水井修理事

 

磯崎仁彦経済産業副大臣はあいさつで次のように述べた。「習近平主席は開幕式のあいさつで、中国は引き続き対外開放を拡大するという意志を表明した。これは日本企業にとって絶好のビジネスチャンスだと考えられる。今回の博覧会は日中双方の経済貿易協力にさらなるエネルギーを注入し、人々の友好と交流をより促進することになると信じている」

駐日本中国大使館の宋耀明公使はあいさつで次のように指摘した。「長年、日本企業は研鑽を積み重ねる匠の精神によって、世界に名を馳せる国際的な企業をつくることに成功した。このような匠の精神は、中国が改革開放の深化と質の高い発展を実現する過程において至急学び、参考にすべき点だ。日本企業が輸入博覧会をプラットフォームにし、中国との互恵協力をより深め、自身の発展を果たすともに、経済のグローバル化に貢献してもらいたい」

JETROの水井修理事は次のように述べた。「日本側が提起した『匠の心×イノベーション』という理念が中日両国の経済貿易協力の発展の方向に考え方を提供し、そして、より多くの日本企業が今回の博覧会で新たな中国のビジネスチャンスを発見してほしい」（段非平＝文・写真）