輸入博覧会、中国の発展チャンスを共有する場に

 

マレーシア人の何楚為さんは1年たっても、昨年の第2回中国国際輸入博覧会に参加した時のことをはっきり覚えている。何さんは新華社のインタビューに応じた際に、「展示規模が大きく、人が殺到し、ビジネスチャンスが潜んでいた」と振り返った。

何さんはマレーシアのペラ州の町で、沈香山茶畑を経営している。そこには沈香が約20万本植えられている。茶畑は沈香茶などの健康食品用品を開発した。

何さんは、中国が第1回輸入博覧会の開催を宣言した時から関連情報に注目していたが、残念ながらその年には参加するチャンスをつかむことができなかったという。彼は昨年ついに念願叶い、マレーシア出展業者として第2回輸入博覧会に参加した。何さんは自社製品をアピールしたほか、中国人消費者の生活の質向上、健康商品に対する需要を深く実感し、中国市場への自信をいっそう揺るぎないものにした。「当社の沈香茶にとって、中国は大きな市場だ」

感染症の影響を受け、何さんは今年、去年のように上海を訪れ第3回輸入博覧会に参加できなくなった。しかし彼は展示ブースの予約を入れ、中国の協力パートナーに代理で出展してもらうことになった。輸入博覧会でより多くの輸入業者とパートナーと知り合い、商品をより良くアピールしたいという。

何さんは「輸入博覧会は各国企業に、中国の発展チャンスを共有する場を与えてくれた。私たちもこの共有の理念を貫き、自分たちの商品を中国人消費者と共有したい」と述べた。

 

1029日にマレーシアのペラ州の町で撮影された沈香山茶畑。

 

 

作業員が沈香茶の包装を行った。

 

何楚為さんが沈香山茶畑の倉庫で沉香粉をチェックした。

 

 

 

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)2020113

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