第3回輸入博、香港からの出展企業数が20%増

 

【新華社香港11月7日】中国上海市でこのほど、第3回中国国際輸入博覧会が開幕した。香港特別行政区政府によると、今年は前年比約20%増の香港企業約240社が参加した。

第3回輸入博虹橋国際経済フォーラムの開幕式が4日、会場とオンラインを組み合わせた形で開かれた。香港特区政府商務経済発展局の邱騰華(エドワードヤウ)局長は特区政府代表としてオンライン開幕式に出席した。

邱氏は、昨年を上回る数の香港企業が今年の輸入博に参加したことに触れ、香港企業が貴重なチャンスをつかみ、巨大な内地市場に香港の質の高い製品と専門性の高いサービスを普及させたいと考えていることを表していると説明。香港企業が国の発展と一体化し、粤港澳大湾区(広東香港マカオビッグベイエリア)と「一帯一路」構想の発展に注力する内地の動きに合わせ、ビジネスやネットワークを拡大できれば、この歴史的なチャンスをつかみ、より多くのビジネスチャンスを発掘できるはずとの見解を示した。

輸入博に参加した香港企業のうち、45社団体は貿易発展局(HKTDC)を通じて3年連続の出展となる。会場には「香港サービス業展示ブース」「香港製品展示ブース」が特別に設けられ、インフラや建築、物流サービス、設計、専門サービス、情報通信技術、革新技術などが展示されている。

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