第3回中国国際輸入博覧会の開幕式が4日、上海市で行われた。各国の指導者は開幕式にビデオメッセージを寄せ、中国が感染症の挑戦を克服し予定通り第3回輸入博覧会を開催することを高く評価した。今年の博覧会は各国の発展に向け新たなスペースを切り拓き、世界と市場のチャンスを共有し、世界経済の回復及び国際貿易協力の促進に新たな原動力を注ぐとした。

パキスタンのアルヴィ大統領は「今回の輸入博覧会は各国の輸出業者が中国の商品の需要をより良く理解し、対中輸出を拡大し、世界貿易を促進する一助となる。中国は発展と進歩を続けながら、世界各国により多くの商品を提供する。そのため私は中国がこれほど大規模な輸入博覧会を開催することを祝賀する。輸入博覧会の開催により、中国と世界各国の貿易のつながりがより緊密になるはずだ」と述べた。

南アフリカのラマポーザ大統領は「習近平国家主席と中国人が困難を克服し、予定通り第3回輸入博覧会を開くことに感謝する。貿易・投資促進は現在の経済回復を推進する上で重要な意義を持つ。アフリカは自由貿易区の建設に取り組んでいる。中国はアフリカの長期的な重要貿易パートナーだ。輸入博覧会はアフリカ諸国及び企業に重要な舞台を提供した」と述べた。ハンガリーのオルバーン首相は「今回の輸入博覧会は特殊な時期の開催となった。感染症は、国際関係において各国が相互尊重する必要があり、さもなければ挑戦がより厳しくなることを教えてくれた。私はこの機会を借り、ハンガリーが中国及び沿線諸国との協力強化、一帯一路の共同建設に取り組むことは、いかなる時よりも重要であると強調する。我々は共に協力し、感染症という現在の世界で最も厳しい挑戦の一つに対応しなければならない」と述べた。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣2020年11月5日