輸入博覧会を機にセイロンティーを中国市場に広めたい スリランカ茶葉メーカー社長

 

 

「セイロンティーは世界的に流行している。我々が中国国際輸入博覧会に参加するのは2回目で、より多くの中国の消費者にセイロンティーを知ってもらいたい」。スリランカ茶葉メーカーのスタッセン(Stassen)のアレックスデヴィ社長はこのように述べた。

デヴィ氏は、「中国が輸入博覧会を開催することに感謝している。我々は多くの中国の消費者にセイロンティーの知識を広める機会を得た。セイロンティーの正しい淹れ方を伝え、セイロンティーのおいしさを体験してもらうことでより多くの消費者を獲得できる」と話した。

近年、有機食品の概念は世界を風靡し、スリランカで最初の有機茶園に認証された茶葉メーカーのスタッセンもセイロンティーの概念を中国市場で普及させることを計画している。

「スタッセンは1984年に有機茶園を設立し、我々の茶葉は有機肥料しか使用しない。有機茶園の概念の流行に伴い、世界で有機茶の需要が増加し続けている。我々の茶園の商品の中で有機茶は最もよく売れている」とデヴィ氏。

デヴィ氏によると、スタッセンはこれまでに約300トンの有機茶を生産し、紅茶以外に緑茶や各種の手作りの有機茶もある。

デヴィ氏は記者をスタッセンのティーバッグ工場に案内した。デヴィ氏は「これは5年前に輸入したティーバッグ製造設備で、1分間で180包製造できる。工場内のすべてのティーバッグは作業員または機械で厳しく検査し、量が足りない、ティーバッグのパッキングが要求を満たさない、さらにティーバッグに小さな傷がある商品はすべて除去する」と紹介した。同社は厳しい管理を通してセイロンティーの高品質を維持したいと考える。

デヴィ氏は、スタッセンが毎年生産する茶葉はスリランカの茶葉生産量の10分の1を占め、中国への輸出量には大きな増加余地があると見ている。「中国の若者は花や果物の香りがする茶葉を好む傾向がある。我々のジャスミン緑茶、レモン緑茶、パッションフルーツティーなどは中国の消費者に人気がある、2回目の輸入博覧会への参加に期待している。我々の有機茶と多くのセイロンティーブランドを中国市場に広めたい」と話した。

 

 

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019115

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