成約額711億3000万ドル 第2回輸入博覧会は豊かな成果を収める

 

2回中国国際輸入博覧会が10日、閉幕した。中国国際輸入博覧局の孫成海副局長によると、今回の輸入博覧会は取引調達の豊富な成果を手にした。年間ベースの成約見込み額は前回比23%増の累計7113000万ドル。

孫氏は同日開かれた第2回輸入博覧会閉幕記者会見にて、「第2回輸入博覧会は『新時代、未来を共有』というテーマを引き継いだ。181の国地域国際機関が参加し、出展企業は3800社以上にのぼった。域内外の50万人以上の専門的なバイヤーが商談調達のため訪れた。展示面積は36万平方メートル。10日昼12時までの来場者数は累計で延べ91万人以上」と述べた。

今年の輸入博覧会は経済貿易協力で豊富な成果を手にした。孫氏によると、企業商業展の規模品質展示の水準は、前回と比べ新たな進展があった。初歩的な統計によると、世界もしくは中国大陸部初公開の新製品新技術サービスは391件にのぼり、前回を上回った。輸入博覧会は徐々に、各業界の新製品新技術発表及び取引調達で最も優先される場になりつつある。また第2回輸入博覧会の会期中、関連活動が380回以上催された。

 5日に開催された虹橋国際経済フォーラムには、開幕式メインフォーラムと5つのサブフォーラムが含まれた。世界の政治ビジネス学術界の来賓4000人以上が出席した。

今年の輸入博覧会は、より高品質の展示サービスを提供した。上海市商務委員会の華源主任によると、上海は主要税関で125の輸入博覧会専用窓口及びルートを設置し、輸入博覧会の人員と展示品の出入りを全天候型でサポートした。通関効率は前回より62.5%向上し、最速通関時間は15秒のみだった。

孫氏は「輸入博覧会の魅力と国際的な影響力の向上が続き、新時代の国際協力の重要な場、国際公共財としての力がさらに強化された。開放型世界経済を建設し、人類運命共同体の構築を推進するため新たな原動力を注ぎ込み、新たな貢献を成し遂げた」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」20191111

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