チベット平和解放70周年を祝う大会が19日午前、ラサのポダラ宮広場で2万人余りを集めて盛大に行われました。習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が祝賀の扁額に「美しく幸福なチベットを建設し、偉大な復興の夢を共に叶えよう」と揮毫しました。

ポタラ宮広場には、晴れ着を身にまとった各民族の人々が早くから集まって手にした国旗や花束を振り、その様子はさながら喜びの海のようでした。午前10時、チベット自治区人民政府のツェダラ主席が大会の開始を宣言しました。全員が起立し、演奏に合わせて国歌が歌われ、ポタラ宮広場にゆっくりと国旗が揚げられました。

中国共産党中央政治局常務委員、全国政治協商会議主席である汪洋中央代表団団長は大会に出席して挨拶し、「貧困からの脱却の成果を揺るぎないものにし、地方の振興を総合的に推進し、全ての民族がより末永く幸福感と安全感を得られるよう努めていく。チベットの発展に対する党中央の投資と支援は増えることはあっても減ることはない」と強調しました。

また、中国共産党中央書記処書記、中央統戦部部長である尤権中央代表団副団長が中国共産党中央委員会、全国人民代表大会常務委員会、国務院、全国政治協商会議、中央軍事委員会によるチベット平和解放70周年を祝うメッセージを読み上げました。（CRI日本語より　2021年8月20日）