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6つの「新しさ」にみる両会

全国両会とは全国人民代表大会と全国政協会議を指し、それぞれ中国の立法機関と助言機関として、さまざまな業界の視点から人民の意見を政治に反映させていく役割を担っている。

改革開放40周年にあたる今年の両会は中国の新たな方向性を示すだけでなく、世界が中国を見る上で重要な窓の役割も果たすことになるとみられている。

人民網では今回、6つの「新しさ」をキーワードに今年の両会を一足先に紹介。

1.両会の「新たな顔ぶれ」

今回の全人代代表では全体の75%が、全国政協委員もその過半数が新たな顔ぶれとなっている。

2.政界の「新たな陣容」

今年の全国両会の重要な任務の1つが、次期指導部の再編成。これにより中国の政界は両会後、新たな陣容を形成することになる。

3.国家機関の「新たな改革」

中国が改革を通じてどのように国家機関の機能システムに存在する障害と弊害を解決し、機能の最適化と転換の深化、効率を高めていくかが大いに注目されている。

4.発展の「新たな目標」

政府活動報告が今後5年、特に今年の経済発展についてどのような目標を設定するかが最も重要なシグナルの1つとなる。

5.憲法の「新たな改正」

今年1月末の全人代常務委員会会議で、憲法改正草案の審議申請に関する議案を第13期全人代第1回会議に上程することを決定した。憲法改正草案の中でも注目を集めているのが主席と副主席の「任期は連続2期を超えてはならない」という規定を削除し、国の指導体制を強化した点。

6.反腐敗の「新たな機関」

反腐敗の制度整備の鍵となる国家監察委員会の設立と国家監察法の最終的な形についても注目が集まっている。

全国両会は3日からの開幕。人民網では両会の最新動向をリアルタイムで更新していく。(編集TG

「人民網日本語版」201833

 

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