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全国政協委員、中国人民政治協商会議70周年および新時代における政協委員の職務履行について語る

沈暁寧=文

今年、中国人民政治協商会議は誕生70周年を迎えた。33日午後3時、全国政協第13期第2回会議が人民大会堂で開幕した。2000人余りの全国政協委員が北京に集まり、これから10日間、国家の大計について話し合う。70年来、人民政協が中国の政治生活において発揮してきた役割、および新時代における政協委員の職務履行という話題を巡って、複数の全国政協委員が『人民中国』に気持ちを語った。

人民政協は中国の多党協力、協商民主の重要な現れ

高洪委員は次のように考えている。70年前に成立した中国人民政治協商会議は、中国共産党の指導の下、多党協力、協商民主を行う新型政党制度だ。まさに習近平総書記が指摘した通り、この新型政党制度の「新しさは、各政党と無党派人士を緊密に団結させ、共同の目標のために奮闘し、一党による監督不足、あるいは多党による政権のたらい回し、過当競争の弊害を効果的に避けたこと」である。70年来、人民政協は国家発展、民族復興の道において、広範な人民の根本的利益を代表すると同時に、社会の各階層・各方面の具体的利益を全面的に考慮する役割も発揮してきた。

邱小琪委員は次のように指摘した。人民政協は中国の特色ある社会主義制度の優位性の重要な構成部分および際立った特徴の一つであり、中華民族の偉大な復興の重要な保障である。中国の国力の絶え間ない向上、対外開放のさらなる拡大に伴い、世界各国の人々の中国人民政治協商会議制度に対する理解は、ますます多く、ますます深くなっている。毎年の全国両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)はすでに、各国が中国の政治制度を理解する重要な窓口になっている。

韓方明委員は次のように述べた。人民政協のキーワードは協商だ。人民政協は70年の政治参加・政治議論において、関係を調整し、気持ちを整え、矛盾を解決し、障害を減らし、助力を増やし、力を合わせるという制度的優位性を表してきた。

劉洪才委員は、「人民政協は国が対外友好活動を展開する重要なルートであり、プラットフォームであり、中国と世界各国の人々の友情を増進する重要な懸け橋である。人民政協は成立以来、積極的に対外交流を展開し、国の外交全般にプラスの貢献をしてきた」と語った。

孫文清委員は、「第13期全国政協港澳台僑委員会委員として、70年来の中国共産党の指導の下で多党協力事業が収めた豊かな成果、習近平『新時代の中国の特色ある社会主義』思想を真剣に学習・理解することが自分の職責を全うする前提であること、人民大衆を広く団結させ、最大公約数を形成し、最大の同心円を描くことで湧き上がる強大な力を実感した」との感想を述べた。

新時代における政協委員の神聖な職責

楊燕怡委員は次のように述べた。第13期全国政協は、中国の特色ある社会主義が新時代に入った際に、バトンを受け取り、新たな征途をスタートした。昨年1年間、人民政協には生気と活力がみなぎっており、人民政協が民主団結の家であり、共に議論し共に仕事をする家であることが感じられた。職務履行中、私は新しい委員として、人民政協が新たな思想の先導の下、新たな精神状態、新たな責任と行動で、新たな歴史的使命を担っていることを深く感じた。

人民政協の事業は、代々受け継がれ、奮闘を続けていく事業である。中華人民共和国成立70周年および人民政協成立70周年を迎えるに当たり、今期の政協委員として私は、栄誉を大切にし、使命に背かず、発奮してやるべきことをやり、職務を履行し責任を果たしたい。

黄平委員は次のように提起した。私は幸運にも政協委員となり、非常に光栄で、重大な責任を感じている。この1年、中国人民政治協商会議の場において、私は政協委員たちの手抜きのない調査・研究、慎重に言葉を選んだ提案・献策を目にした。彼らの姿から政協の栄光の伝統を継承するとともに、政協が発揮する重要な役割を体現する。私は政協委員という立場で中国の物語をしっかりと語り、世界が中国を知り、理解できるようにし、中国も世界に向かっていけるようにしたい。

季志業委員は、「新たに全国政協委員となってもうすぐ1年になる。自分のこの1年の働きぶりを振り返ると、70年前に全国政協委員たちが新中国の成立に苦心惨憺し、肝胆相照らしていたのに比べ、まだ非常に大きな違いがある。新しい任務の年において、私は以前の政協委員の輝かしい業績を手本として、調査・研究を多く行い、新時代における国家の新たな発展のために献策するつもりだ」と述べた。

 

人民中国インターネット版 201934

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