3月7日、中国共産党中央委員会総書記、国家主席、中央軍事委員会主席の習近平氏が甘粛代表団の審議に参加し、貧困脱却難関攻略への取り組み問題に焦点を当てた重要な講話を発表し、代表委員と幹部・大衆の熱烈な反響を引き起こした。
全国人民代表大会代表で甘粛省定西市党委員会書記の唐暁明氏は、総書記の講話を聴いた後、貧困脱却の難関攻略戦に打ち勝つためのより深い思考を得たという。「貧困脱却に向けた全面的な戦いはすでに正念場を迎えています。われわれは貧困脱却の質を向上させ、真の貧困からの脱却、真の貧困脱却を果たさねばなりません」。唐代表によると、昨年末までの段階で定西市にはまだ23万9500人の貧困人口がおり、甘粛省でも貧困人口が最も多く、貧困脱却という任務が最も困難な市である。「われわれはタイムテーブル通りに貧困というレッテルを剥がし、全省・全国と歩調を合わせて全面的な小康社会をつくりあげるという決心をしており、また自信もあります」。
彼はエコ文明建設を貧困脱却難関攻略のための新たなエネルギーとし、美しい自然をつくりあげることを貧困脱却のための重要な手段として、貧困地域に「グリーン」の地色を再度塗り直そうと考えている。「これは現在の貧困をなくす措置であるだけでなく、長期的な基礎を固める道でもあります」。(新華社より)
人民中国インターネット版 2019年3月9日