第13期全国人民代表大会第2回会議に参加するため上京中の広東省湛江市遂溪県河頭鎮吾良村党支部委員の劉小権代表は、このほどCRIのインタビューに答え、サトウキビによる町興しと、故郷の魅力を紹介しました。

劉代表の故郷は「中国一スイートな町（中国第一甜県）」と呼ばれるサトウキビの名産地――遂溪県です。ここ数年、遂溪県では、サトウキビによる貧困脱却への動きと町興しが着々と進められています。国サイドはサトウキビ栽培の機械化を推進、貧困村落の貧困農民を優先して従業員として雇うことで、農民の貧困脱却に力を入れています。

劉代表は「遂溪県で収穫したサトウキビを主な原材料として作られたサトウキビ糖は、蜂蜜糖や野菜糖などに比べ、味が甘めで生産過程もよりエコフレンドリーで、栄養面でも優れているので、多くのお菓子生産工場が愛用するようになっている。また、サトウキビ栽培面積の増加は、一層すぐれた環境をもたらし、村人たちの環境保護意識も自然と高まってきている。政府の更なる技術支援と政策支援により、サトウキビ産業を引き続き成長させて行き、外国の方々にも遂溪のサトウキビ糖を味わってもらえるよう努めたい」と語りました。

また、劉代表は「遂溪県は広東省湛江市に位置する沿海の町で、生態環境と自然資源に優れている。今年の政府活動報告に盛り込まれたブルーエコノミー（中国語：藍色経済）展開の流れに便乗し、この地域の更なる観光資源の開発が期待される」と述べました。（文責・張怡康）（CRIより）