
全国人民代表大会と全国政治協商会議の開催を受け、全世界の目が再び中国に向けられています。
ドイツのシンクタンクであるシラー研究所のシュテファン・オッセンコプ研究員はCRI記者の取材に対し、「経済のグローバル化や先端技術の革新といった面で中国が収めた成果は、世界的に注目されている。一方、全人代は中国で最も重要な年次会議であり、今後の取り組みや各分野に関する重要な政策措置を制定するので、さらに注目されている」と述べました。
オッセンコプ研究員は今年の全人代で特に興味を持つ議題について、改革の継続や開放の拡大の進め方、外商投資法草案の審議、経済成長の目標などを挙げました。
また、オッセンコプ研究員は、「中国が提出した『一帯一路』の共同建設が、世界でますます重要な役割を果たしていることは喜ばしい。全人代の報道官は、これまでに152の国や国際機関が中国との協力文書に調印したと語った。相互連結についての協力が前向きな成果を収めていることの表れである」と述べました。