習近平総書記は、これまで多くの場で以下のように指摘している。「雇用は最大の民生(暮らし)プロジェクト、民心プロジェクト、根本プロジェクトだ。しっかりと取り組み、着実に取り組み、うまく取り組まなければならない」
この一年を振り返ると、雇用は注目の的だったと言える。統計では、昨年の中国都市部では新規雇用が1361万人増え、6年連続で1300万人を上回った。また、昨年の都市部における新規の雇用増は、年間目標の123.7%を達成した。このうち、民営経済が雇用の安定における「主力軍」となっている。昨年12月だけで、都市の民営企業と個人の商工業経営者による雇用者数は、前年同期と比べ、それぞれ5.7%と6.7%増えた。これは、都市の雇用者の増加スピードを、それぞれ3.4ポイント、4.4ポイント上回っている。
今年、中国都市部では、雇用の新たな労働力として1500万人以上を確保しなければならない。(チャイナネット 王石川=文)
人民中国インターネット版 2019年3月4日