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劉洪才委員 今年は中国と日本の節目の年

王朝陽=文、王焱=写真

 

今年は中国だけではなく、日本にとっても節目の年だ。10月に中華人民共和国は成立70周年を迎え、日本も5月に平成に別れを告げる。中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)委員、元中国共産党中央対外連絡部副部長、中国国際交流協会副会長の劉洪才氏は次のように述べた。「元号改正は日本にとって大事な意味を持ちます。それは新たな歴史の段階に入るということです。新時代において、日本がアジアや国際社会でより多くの役割を果たすことを願っています。中国と日本は保護貿易主義の反対、地域の平和と安定の維持、グローバルガバナンス体制の改善という面で共通の利益が数多くあります。両国は今年も交流をより盛んに行い、共通認識を拡大し、中日関係をより高みに上げるべきです」

劉氏はまた次のように指摘した。今年6月に大阪で開かれる予定のG20サミットは、中日両国にとってお互いの関係を一段と押し上げる良い機会だ。日本側が、中国指導者が今年のG20サミットに出席するとともに、日本を訪問することを望み、さらには、指導者の単独訪日も期待しているのは間違いない。もし中国指導者が訪日することになれば、双方の政治的共通認識の基礎を固め、経済・貿易の協力を深め、人的・文化的交流に対しても大きな推進力となりうる。

人民中国インターネット版 201937

 

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