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<全人代・政協>習近平氏 民生に焦点を

 

 

北京で開かれている全国人民代表大会(全人代)と中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)の会期中、習近平氏はすでに四回にわたって代表団やグループの審議などに参加しました。中国の最高指導者として、質の高い発展によって民生と福祉の向上を目指すとともに、環境優先とエコロジーという中国の今後の発展の明確な道筋を示しています。

全人代の開幕初日、同氏は自身が所属する内蒙古代表団と青海の代表団の審議に前後して参加し、二つの地域の新たな発展局面における環境優先の重要性を述べました。

内蒙古と青海は、多くの民族が何代にもわたってともに居住し、生活してきた地域です。これについて同氏は「一丸となって奮闘し、ともに発展し、繁栄するためには、漢族にとって少数民族は切り離せず、少数人族にとっても漢族は切り離せず、各少数民族同士も互いに切り離すことはできない」と、民族間の団結を促す面で、より周到な仕事をする必要性に言及しました。

 

 

政治にとって最大のものは人心とされています。習近平氏は内蒙古代表団との審議で、本地区内で展開されている石炭資源分野の違法と不正行為に対する取締キャンペーンに触れ、「共産党の幹部として、人民の公僕として、国の資源をもって贈収賄を行い、権力と金銭の取引を行えば、必ず取り締まられなければならない」と指摘しました。

また、「質の高い発展の道を歩むには、人民を中心とした発展理念を貫き、革新、協調、環境への配慮、開放、発展の分かち合いを堅持しなければならない」と語りました。

このほか、子供の教育における「保護者の焦り」や、治療難などについても、習近平氏と政協委員らは国の重要政策として焦点を当て、審議しています。(CRI日本語/朱、坂下)

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