新型コロナの下で第75回国連総会開幕へ 初心に立ち返り重任を担って前進

 

 

2020年に入り新型コロナウイルスが大流行する中、各国は社会問題が突出し、世界経済は打撃を受け、国際秩序は多くの試練に直面している。現地時間915日、第75回国連総会が開幕する。新たな歴史的出発点において、初心と使命を再び思い起こし、多国間主義を堅持発揚し、国連が改めて体制を整えて出発する後押しを共にすることが、各国にとって重要な任務であり一致した目標だ。新型コロナの影響で、今回の国連総会は初めてオンラインで開催される。中国新聞網が伝えた。

新型コロナのパンデミックを前に、第75回国連総会のボズクル議長は「突然の感染拡大は国連創設75周年と重なった。感染拡大は有効な多国間主義の重要性、特に国連及びその機関の肝要な役割を我々にはっきりと気づかせた」と指摘した。だが世界が連携して感染症と闘っている正念場において、米国は国際社会の団結を破壊し続けている。911日には第74回国連総会で169か国の賛成により決議が採択されたが、米国は反対票を投じたわずか2か国の一つだった。英国際戦略研究所のKori Schake副所長は「新型コロナウイルス感染症による世界的な影響は、本来なら国際組織の役割を通じて極めて大きく弱めることができ、これは本来なら米国が率先して模範を示すべき事だ」と指摘した。だがこのリーダーシップのテストに、米国は合格できずにいる。新型コロナ対策とワクチンの問題における数々の一国主義的行為によって、反対に国際社会の努力を阻害してきた。

グローバルな試練が増え続け、一国主義と保護主義が高まる現在、多国間主義を断固として支持し、国連憲章の趣旨と原則を断固として守ることが極めて重要だ。国連創設後の75年間を振り返ると、多国間主義というメインストリームが変わることはなかった。世界が多重の試練に直面している現在、多国間主義を断固として守り、ポストコロナ時代のグローバルガバナンスを連携して推進し、人類運命共同体を構築することが、各国に共通の任務であり責任だ。

 

「人民網日本語版」2020916

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