国連創設75周年、「中国は力強い支え」=パキスタン学者

 

国連創設75周年を前に、パキスタン政府系シンクタンクの学者アーゼットカシー氏は、中央広播電視総台(チャイナ メディア グループ/CMG)の取材に対し、「中国は終始、国連のもっとも力強いささえだ」という見解を示しました。

 

アーゼットカシー氏

カシー氏は「これまでの75年、発展を続け、大きくなり続けてきた国連は、世界の全体的な平和と安定を維持してきた。中国がその中で無視できない役割を果たしている」と指摘しました。そのうえで、「国連の創設会員国でもある中国は、終始、国連のもっとも力強い支えである。この発展スピードが最も速い国は、経済大国になっただけでなく、国際的な人道主義精神があるトップランナーの国であることも実証されている」と述べました。

ここ数年、一部の西側の政治屋に操られて、一国主義や保護主義が台頭しています。特に今年に入ってから、世界は新型コロナウイルス感染症のパンデミックに襲われ、国連をコアとする多国間体系は、これまでになかった挑戦にさらされています。これについて、カシー氏は「こうした中、中国により提出され、複数の国連決議案にも書き入れられた人類運命共同体の理念は、すでに重要な役割を果たしており、今後はさらにより大きな貢献を果たしていくだろう」と述べました。

カシー氏はまた、「新型コロナウイルスと戦う中で、中国は自国民を救助する医療資金を提供したばかりではなく、隣国や世界の多くの国々や組織、機関を支援してきた。中国は世界を牽引する国として、大国としての責任を果たしている。習近平国家主席が提唱した人類運命共同体の理念は、遠見に富んだものである」と評価しました。

さらに、「中パ経済回廊の建設は、人類運命共同体の構築を推進していくという理念の具体化である」と指摘しました。(CRI日本語/藍、Yan

 

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