フォーラムの歩み
 

  「北京―東京フォーラム」は中国の国務院新聞弁公室が提唱支持し、中国日報社と日本の特定非営利活動法人「言論NPO」が2005年に設立した中日民間交流の場だ。2015年から中国外文出版発行事業局と言論NPOとの共催になり、北京と東京で毎年交互に開催している。フォーラムは、中日両国の政治、経済、貿易、外交、安全保障、文化、メディア、シンクタンクなど各界の著名人を招き、中日関係の重大な問題をめぐって交流や研究討論を行ってきた。また双方の意思疎通や不一致の縮小、信頼増進を図り、両国の世論をリードしている。すでに両国間のハイレベルな民間対話と交流の重要なプラットホームとなっており、中日関係の発展促進に大きく貢献している。

   中日両国の指導者たちはこの「北京―東京フォーラム」を非常に重視してきた。元中国共産党中央政治局委員、元国務院副総理の曽培炎氏や元国務委員、中日友好協会会長の唐家璇氏、元国務委員の戴秉国氏らはこれまでのフォーラムにも出席し、基調講演やあいさつをした。日本側では福田康夫元首相が基調講演を3回行い、野田佳彦前首相、安倍晋三首相らも祝辞やメッセージを寄せた。中日両国の閣僚や著名な専門家、企業家、有識者ら数百人が毎年のフォーラムに参加しており、広範な交流を展開し、積極的に発言し、両国関係の発展を推し進めている。

 

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