初心を忘れず、「原点」に帰すべき中日関係

 

 

 中日両国関係のキーワードは平和、友好、協力、ウインウインであるべきだ。文化交流は両国民の感情と互いの印象を改善し、相互理解と信頼を促進する有効な手段である。中日友好活動は初めから民間の「草の根運動」に立脚していた。中日関係が今日のような局面を迎えられたのには、数え切れない有名または無名の「井戸を掘った人々」の心血が凝縮されている。長期間にわたる民間の友好交流は、中日関係が一歩一歩正常化に向かうことを推進し、民をもって官を促す」力によって「官民挙げて」の局面の形成を実現し、両国間に長い間あった法律上の戦争状態にピリオドを打ち、外交関係を樹立させた。中日民間交流の歴史の歩みは、中日友好の基礎が広大な両国民の友好であることを力強く証明した。

 中日双方が初心を忘れず、平和友好という全体の方向を堅持し、「原点」に帰し、それを堅持すべきた。この「原点」とは、1972年の「中日共同声明」と78年に締結し発効した「中日平和友好条約」など四つの政治文書および四つの原則的共通認識である。両国関係の健全な発展の後続の原動力を増強し、両国民の代々の友好という共通の願いをかなえるため、われわれは広い視野、長い目、効果的な方法で両国の青少年交流を強化し、両国の友好的協力関係の長期的で安定した健全な発展に絶えず新たな力を育成し、新たな活力を注がなければならない。

 

人民中国インターネット版

 

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