第13回「北京‐東京フォーラム」中国側主催者が晩餐会で中日双方の代表を歓迎

 

 

1215日夜、第13回「北京‐東京フォーラム」中国側主催者の中国外文出版発行事業局が北京で、フォーラムに出席する中日双方の主な代表のために歓迎晩餐会を開催した。

中国共産党中央宣伝部副部長、国務院新聞弁公室主任の蒋建国氏、中国人民大学新聞学院院長、元国務院新聞弁公室主任の趙啓正氏が歓迎晩餐会に出席した。

蒋建国主任は情熱あふれるあいさつの中で、唐詩の「海日生残夜,江春入旧年(海日 残夜に生じ、江春 旧年に入る)」と宋詞の「但願人長久,千里共嬋娟(ただ願わくば人 長久にして、千里 嬋娟を共にせんことを)」を引用し、現在の中日関係およびその長期的発展に対する認識と願いを深くかつ生き生きと表現した。

 

中国共産党中央宣伝部副部長・国務院新聞弁公室主任の蒋建国氏

 

 

蒋建国主任は次のように指摘した。中国共産党第19回全国代表大会(党大会、19大)が、中国の特色ある社会主義が新時代に入ったことを宣言し、習近平総書記の新時代の中国の特色ある社会主義思想の指導的地位を確立したことは、中日関係に新たな発展のチャンスをもたらした。中日各界の有識者はこの基礎の上で両国関係が健全に前に向かって発展するよう新たな貢献を果たすことに努力すべきだ。

蒋建国主任は、双方の来賓の中日関係に対する情熱によって、今回のフォーラムの開催が寒い冬に一筋の春の日差しとぽかぽかとした暖かさをもたらしたと述べた。フォーラムの活動に参加して彼は中日友好事業に従事することについて三つの認識を得た。一つ目は初心を堅持すること。一切の活動は中日平和友好の願いから出発しなければならない。二つ目は根気を持ち続けること。中日友好の実現の推進には長期的な過程が必要である。三つ目は決心を固めること。中日関係が必ずますます良くなるという信念に対し、志しを変えてはならない。

初心を堅持し、根気を持ち続け、決心を固めたからこそ、「北京‐東京フォーラム」が創設以来の13年間、不断にますます豊富な成果とますます際立った効果を得てきたことは、実践が証明している。

蒋建国主任はフォーラムを創設し発展させてきた双方の先達と有識者に敬意を表すと同時に、フォーラムが引き続き成功裏に開催され、双方の来賓が引き続き中日関係発展の推進のために広く言論発表の道を開き、コンセンサスを集めることを望んだ。

 

中国外文出版発行事業局の張福海局長

 

中国外文出版発行事業局の張福海局長はフォーラムの中国側主催者代表として、フォーラムに参加する中日双方の代表に歓迎の意を表し、あいさつの中で以下のように述べた。この13年間、フォーラムは中日関係の改善と発展の推進に衆目の一致する成果を挙げ、中日各界の広範な賛同を得たが、これは中日の関係者が共に努力した成果である。われわれは、フォーラム発展にこれまでご関心とご指導、ご支持をお寄せくださった指導者方、先輩方、来賓の皆さま方に心からの敬意を表したい。われわれは日本側と心を合わせて協力し、今回のフォーラムの成功のために最大の誠意を示し、最大の善意を傾注し、フォーラムを通して出された声を通じて中日両国の人々に伝え、中日関係の持続的改善と発展のために良好な世論の雰囲気を作り上げたい。

元国際連合事務次長の明石康氏はフォーラムの日本側主催者を代表してあいさつの中で以下のように述べた。45年前、日中両国の一世代前の政治家が日中関係を温め、彼らの望みは両国の友好を実現することだった。偉人と先達から、われわれは自己の使命が日中関係をさらに安定・平和の方向へと進ませることだと深く認識した。先日誕生した19大精神は日中両国の平和・友好関係の推進に重要な意義を持っている。そのため、われわれはさらに率直で誠意のある、理性的かつ真剣な態度で今回のフォーラムに参加し、日中友好のために知恵を貢献しなければならない。

熱意に満ちた友好的な雰囲気の中、双方の来賓は、共に今回の「北京‐東京フォーラム」をしっかり開催し、中日関係の持続的な改善と安定した良い方向への発展のために力を貢献することを一致して示した。

 

人民中国インターネット版 2017年12月16日

 

 

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