ウイルス起源調査の複雑性 再度示される=外交部

 

英紙「デイリーテレグラフ」はこのほど、オックスフォード大学の学者の見解として、「新型コロナウイルスは中国由来のものではない。世界各地で休眠状態となっていたが、環境が整ったことで活性化して感染拡大に至った可能性がある」と伝えました。

これについて、外交部の趙立堅報道官は9日の定例記者会見で、「関連報道は、ウイルスの起源に関する調査が複雑な科学の問題であり、科学者が全世界で国際的な研究と協力を行う必要があることを改めて示した。世界保健機関(WHO)の高官が述べたように、ウイルスの起源に関する調査は発展し続けるもので、多くの国や地域と関連性を持つようになる可能性がある。調査が進められている中、ウイルスの起源の様々な可能性に対して、開放的な姿勢を持つ必要がある」と述べました。(CRI日本語/鵬、星)

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