張軍国連大使「新型コロナ対策で多国間主義の堅持を」

 

中国の張軍国連大使は12日、エピデミックと平和への試練に関する国連安保理の討論で、多国間主義を堅持して新型コロナウイルスの感染拡大と闘うよう呼び掛けた。新華社が伝えた。

張大使は「新型コロナウイルスの感染拡大は世界に大きな打撃と試練をもたらしている。感染症に打ち勝つためには、我々は団結を保ち、多国間主義を堅持しなければならない。我々は命運を共有しており、世界各国は相互依存関係にある。一国主義は行き詰る。我々は国連をさらに力強く支持し、多国間協力を通じてより良く試練に対処し、共同発展を図る必要がある」と指摘。

「この目標のために、我々は正義を堅守し、国際法治を維持しなければならない。国際法と国際関係の準則は公平性と正義の維持における重要な保証だ。すべての国々は約束を守り、しかるべき責任と義務を果たすべきだ」とした。

また「この目標のために、我々は科学を尊重し、科学技術の進歩を支持しなければならない。科学技術の進歩は人類が共通して追い求めているものだ。自らの利益のために、人為的障害によって他国の科学技術の発展を妨害し、市場競争に介入するのは不道徳であり、どの国の利益にもならない。我々は国連加盟国と国際社会が共に行動し、共に責任を担い、共に発展を享受し、共に素晴らしい未来を築くことを心から望む」と強調した。

 

「人民網日本語版」2020813

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