【CRI時評】「抗疫精神」は中国国民が前に進む強い動力

 

全国新型コロナウイルス感染症予防抑制表彰大会が8日午前、北京市の人民大会堂で行われた。中国最高指導者の習近平中国共産党中央委員会総書記国家主席中央軍事委員会主席は、国家勲章と国家栄誉称号を獲得した功労者に勲章を授与し、重要な談話を発表した。習総書記は、中国の感染症との闘争における平坦ではない歩みを包括的に振り返り、中国が感染症予防抑制において短期間で重大な戦略的成果を収めたことに対する外部の探求に明瞭に回答し、全世界の感染症との戦いに有益な考え方と手本を示した。

習総書記は談話で、「抗疫(感染症と戦う)精神」について、「生命を至上とし、国を挙げて一丸となり、身の危険を顧みず、科学を尊重し、運命を共にする」と総括した。

団結は感染症との戦いに勝利するための最も力強い武器だ。全国から4万人以上の医療関係者が武漢の救援に駆け付け、400万人以上の社区(コミュニティ/中国の最も基礎的な地域社会の名称)職員が日夜勤め、研究者が難関攻略に力の限りを尽くし、配達員、清掃作業員、ジャーナリスト、ボランティアらも黙々と貢献した。医療関係者が示した身の危険を顧みない精神もまた世界に感動を与えた。統計によると、中国全土では、治療の最前線に立った数百万人の医療関係者のうち、2000人以上の感染が確認され、数十人が殉職した。

新型コロナウイルス感染症は依然として全世界で猛威を振るっている。中国国民は、感染症が各国の国民にもたらした苦難を自分のこととして感じ、国際社会に力が及ぶ限りの援助をしてきた。中国は、世界保健機関(WHO)に2回にわたり計5000万ドルの現金支援を行い、32カ国に34の医療専門家チームを派遣し、150の国と四つの国際機関に感染対策支援を283回提供し、200余りの国と地域に防疫物資を提供輸出すると発表している。

世界は今、百年に一度の大きな変化に直面している。中国は、外部勢力の挑発や抑圧に対し、抗疫精神を動力とし、感染症との戦いにおける重要な啓発を支えとして、外部環境の変化に対応するための準備を時間をかけてしっかりと行い、既定の発展目標に向かって前へ進む。(CRI論説員)

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