四川省のパンダ基地、一般公開を再開

 

四川省成都市にある成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で笹の葉を食べるパンダ。(1月1日撮影、成都=新華社配信)

【新華社成都3月28日】中国四川省の成都市で25日、世界中のパンダ好きの人々にとって一番行ってみたい場所が一般公開を再開した。

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、パンダ劇場以外の全施設の一般公開を再開した。

同施設が閉鎖されたのは、春節(旧正月)休暇初日の1月24日。本来なら繁忙期を迎えるはずだったが、新型コロナウイルスによる肺炎が流行し始め、閉鎖を余儀なくされていた。25日に四川省の新型肺炎への緊急対応レベルが2級から3級に引き下げられたことを受けて再開が決定された。

ただし、同施設は新型コロナウイルスの感染拡大に対する一定の予防措置を引き続き実施する。1日当たりの来場者数を5千人に制限し、来場者には健康状態を示す「健康コード」などの提示を求める一方で、熱がある場合は入場を断るなどの措置を取る。また、不必要な接触を減らすために予約とチケット購入はオンラインで行うよう呼び掛けている。

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