国務院報道弁公室が7日に発表した「新型コロナウイルス肺炎の予防・抑制に関する中国の行動」と題した白書は、中国は5月31日までに150の国と4つの国際機関にそれぞれ支援を行ったか、あるいは現在も続けていると明らかにしました。
同白書は「国内の感染症予防・抑制の状況も依然として大きな困難に直面している中で、中国は速やかに行動を取り、力の及ぶ限りに国際社会への支援を行っている」としました。
また、中国が世界保健機関(WHO)に2回にわたり計5000万ドルの現金支援を行ったことや、WHOの中国における物資購入への協力、「WHOのための新型コロナウイルス感染症連帯対応基金」の中国での展開への協力、WHOの発起によるワクチンと治療薬の速やかな開発・生産・公平な分配に関する国際協力イニシアティブに参加していることなども明記されています。(日本語/ヒガシ、謙)