【新華社北京８月１２日】中国国家衛生健康委員会は１２日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が１１日、新たに２５人確認されたと発表した。内訳は新疆ウイグル自治区９人、輸入症例が１６人（広東省６人、上海市４人、内モンゴル自治区１人、浙江省１人、福建省１人、山東省１人、四川省１人、陝西省１人）だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は１人（輸入症例）増えた。

１１日の新たな退院者は５８人で、経過観察が解除された濃厚接触者は１３８５人、重症者は１０日より４人減った。

輸入症例の患者は現在１５８人で、うち重症者１人。感染の疑いがある患者は３人だった。累計感染者数は２２１６人で、うち２０５８人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

１２日午前０時時点の中国本土の感染者数は７６１人で、うち重症者は４０人。感染者の累計は８万４７３７人で、退院者は７万９３４２人、死者は４６３４人となった。感染の疑いがある患者は３人で、特定された濃厚接触者は累計８０万２９０８人、経過観察を受けている濃厚接触者は２万３０３９人だった。

１１日に新たに確認された無症状の感染者は２０人（輸入症例１２人）だった。経過観察を受けていた無症状感染者のうち２人が確定診断され、１５人（輸入症例６人）が経過観察を解除された。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は２８８人（輸入症例１４１人）となっている。

香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計４７０７人で、うち香港特別行政区が４１８１人（退院３０５２人、死亡５８人）、マカオ特別行政区が４６人（全て退院）、台湾地区が４８０人（退院４４３人、死亡７人）だった。