新型コロナ、中国本土で新たに12人感染確認 全て輸入症例

 

【新華社北京9月29日】中国国家衛生健康委員会は29日、31省自治区直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が28日、新たに12人確認されたと発表した。内訳は上海市5人、四川省3人、陝西省3人、福建省1人で、全て輸入症例だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は1人(上海市での輸入症例)増えた。

28日の新たな退院者は13人で、経過観察が解除された濃厚接触者は254人だった。重症者は前日と同じ。

輸入症例の患者は現在184人で、うち重症者は2人。感染の疑いがある患者は1人。累計感染者数は2835人で、うち2651人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

29日午前0時時点の中国本土の感染者数は184人で、うち重症者は2人。感染者の累計は8万5384人で、退院者は8万566人、死者は4634人となった。感染の疑いがある患者は1人で、特定された濃厚接触者は累計83万2332人、経過観察を受けている濃厚接触者は7729人だった。

28日に新たに確認された無症状の感染者は26人で、全て輸入症例だった。同日に確定診断された無症状感染者は2人(全て輸入症例)で、経過観察を解除されたのは15人(全て輸入症例)だった。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は376人(輸入症例374人)となっている。

香港マカオ台湾地区からの感染確認報告は累計5634人で、うち香港特別行政区が5075人(退院4790人、死亡105人)、マカオ特別行政区が46人(全て退院)、台湾地区が513人(退院482人、死亡7人)だった。

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