新型コロナ、中国本土で新たに16人感染確認 全て輸入症例

 

【新華社北京10月4日】中国国家衛生健康委員会は4日、31省自治区直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が3日、新たに16人確認されたと発表した。内訳は広東省6人、四川省3人、雲南省2人、陝西省2人、天津市1人、上海市1人、広西チワン族自治区1人で、全て輸入症例だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は3人(上海市での輸入症例)増えた。

3日の新たな退院者は10人で、経過観察が解除された濃厚接触者は272人だった。重症者は前日と同じ。

輸入症例の患者は現在195人で、うち重症者は1人。感染の疑いがある患者は7人。累計感染者数は2901人で、うち2706人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

4日午前0時時点の中国本土の感染者数は195人で、うち重症者は1人。感染者の累計は8万5450人で、退院者は8万621人、死者は4634人となった。感染の疑いがある患者は7人で、特定された濃厚接触者は累計83万5190人、経過観察を受けている濃厚接触者は7439人だった。

3日に新たに確認された無症状の感染者は26人で、全て輸入症例だった。同日に確定診断された無症状感染者は5人で、経過観察を解除されたのは19人(すべて輸入症例)だった。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は366人(輸入症例364人)となっている。

香港マカオ台湾地区からの感染確認報告は累計5671人で、うち香港特別行政区が5108人(退院4849人、死亡105人)、マカオ特別行政区が46人(全て退院)、台湾地区が517人(退院484人、死亡7人)だった。

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