新型コロナ、中国本土で新たに24人感染確認 全て輸入症例

 

【新華社北京10月16日】中国国家衛生健康委員会は16日、31省自治区直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が15日、新たに24人確認されたと発表した。内訳は上海市11人、内モンゴル自治区5人、天津市2人、江蘇省2人、広東省2人、福建省1人、重慶市1人で、全て輸入症例だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は1人(上海市での輸入症例)増えた。

15日の新たな退院者は11人で、経過観察が解除された濃厚接触者は855人だった。重症者は前日と同じ。

輸入症例の患者は現在240人(重症者ゼロ)で、感染の疑いがある患者は5人だった。累計感染者数は3084人で、うち2844人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

16日午前0時時点の中国本土の感染者数は253人で、うち重症者は4人。感染者の累計は8万5646人で、退院者は8万759人、死者は4634人となった。感染の疑いがある患者は5人で、特定された濃厚接触者は累計84万3820人、経過観察を受けている濃厚接触者は8179人だった。

15日に新たに確認された無症状の感染者は10人(すべて輸入症例)だった。同日に確定診断された無症状感染者は2人(すべて輸入症例)で、17人(すべて輸入症例)が経過観察を解除された。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は376人(輸入症例375人)となっている。

香港マカオ台湾地区からの感染確認報告は累計5790人で、うち香港特別行政区が5213人(退院4943人、死亡105人)、マカオ特別行政区が46人(全て退院)、台湾地区が531人(退院491人、死亡7人)だった。

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