【新華社北京１１月９日】中国国家衛生健康委員会は９日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が８日、新たに３３人確認されたと発表した。内訳は天津市１人、輸入症例は３２人（上海市１３人、陝西省６人、広東省４人、四川省４人、内モンゴル自治区２人、山西省１人、遼寧省１人、江蘇省１人）だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は１人（上海市での輸入症例）増えた。

８日の新たな退院者は１９人で、経過観察が解除された濃厚接触者は５６４人だった。重症者は前日より１人増えた。

輸入症例の患者は現在３６３人で、うち重症者は２人。感染の疑いがある患者は５人だった。累計感染者数は３６０３人で、うち３２４０人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

９日午前０時時点の中国本土の感染者数は４２４人で、うち重症者は８人。感染者の累計は８万６２４５人で、退院者は８万１１８７人、死者は４６３４人となった。感染の疑いがある患者は５人で、特定された濃厚接触者は累計８６万９５０５人、経過観察を受けている濃厚接触者は１万６５０３人だった。

８日に新たに確認された無症状の感染者は９人（すべて輸入症例）だった。同日に確定診断された無症状感染者は１人で、２８人が経過観察を解除された。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は８０４人（輸入症例４９７人）となっている。

香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計５９９７人で、うち香港特別行政区が５３７４人（退院５１４４人、死亡１０７人）、マカオ特別行政区が４６人（全て退院）、台湾地区が５７７人（退院５２４人、死亡７人）だった。