新型コロナ、中国本土で新たに11人感染確認 全て輸入症例

【新華社北京2月22日】中国国家衛生健康委員会は22日、31省自治区直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が21日、新たに11人確認されたと発表した。いずれも輸入症例で、内訳は広東省3人、上海市2人、四川省2人、北京市1人、天津市1人、福建省1人、湖南省1人となっている。感染の疑いがある患者は新たに1人(上海市での輸入症例)増え、死者は確認されなかった。新たな退院者は33人で、経過観察が解除された濃厚接触者は440人だった。

22日午前0時時点の中国本土の感染者数は401人で、重症者は前日と同数の2人となった。

輸入症例患者は現在185人で、うち重症者がゼロ。感染の疑いがある患者は3人だった。輸入症例の累計感染者数は4939人で、うち4754人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

21日に新たに確認された無症状感染者は8人(全て輸入症例)だった。同日に確定診断された無症状感染者は2人(全て輸入症例)、13人が経過観察を解除され、うち9人が輸入症例だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は309人で、うち輸入症例が271人となっている。

22日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は8万9842人で、退院者は8万4805人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計97万6500人で、現在も7832人が経過観察を受けている。

香港マカオ台湾地区からの感染確認報告は累計1万1858人で、内訳は香港特別行政区が1万868人(退院1万389人、死者197人)、マカオ特別行政区が48人(退院47人)、台湾地区が942人(退院893人、死者9人)だった。

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